子宮がんとは

子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類があります。「がん」ができる部位によって違いがあり、子宮頸がんは子宮の入り口あたり、子宮体がんは子宮の上部にあたる体部の内膜から発生します。
子宮頸がん
子宮頸がんは、子宮頸部にできるがんです。
大部分の子宮頸がんは、がんになる前の状態(子宮頚部上皮内腫瘍、上皮内腺がん)を経てからがんになります。早期の子宮頸がんやがんになる前の状態は、自覚症状がないことがほとんどです。早期に発見すれば、比較的治療しやすく予後が良いので、検診による早期発見が重要です。近年、20~30才代で増加傾向にあります。
子宮頸がんの大部分は性交渉で感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因ですので、検診でHPV検査を同時に行う市町村もあります。
また、HPVワクチンは子宮頸がんの多くを予防できます。
子宮体がん
子宮体がんは、子宮体部にできるがんで、子宮内膜がんとも呼ばれています。おもにホルモンのエストロゲンが関わっています。
最も多い自覚症状は出血です。出血の程度には、おりものに血が混ざり、茶色の血液のこともあります。月経ではない期間や閉経後に出血がある場合は、注意が必要です。
子宮がん検診を受けましょう
当院では、北名古屋市、清須市、豊山町の子宮がん検診を行っています。いずれも各自治体にお住まいの20歳以上の女性が対象です。また、これらの対象者ではない方も、ご相談内容により保険または自費で子宮がん検診を行います。お気軽にご相談ください。
令和7年度 市町村の子宮がん検診
市町村名 | 期間 |
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北名古屋市 | 2025年6月6日~2026年2月28日 |
清須市 | 2025年6月19日~2025年12月末 |
豊山町 | 2025年4月1日~2026年2月28日 (無料クーポン対象の方:2025年6月1日~2025年11月30日) |
ご予約について
WEBもしくはお電話にてご予約をお願いいたします。
WEB予約の場合
「予約する」「子宮頸がん検診」に進み、ご希望の日にちを選んでください。予約時間は自動的に「10:00頃」と表示されますが、診療終了30分前までのご都合のよい時間にご来院していただいて構いません。
また、市町村の子宮がん検診のみご希望の方は、WEB問診のご記入は必要ありません。